遺伝子進化論とか子育て神話とか

自分の子どもを捨てることには激しい罪悪感を抱くが、自分の親を捨てることはなんとも思わない。「親孝行」は文化的なものだから、孔子はわざわざ「孝」を説かなくてはいけなかったのだ。

という文章にちょっとはっとさせられる。

でもまあ、そういうことだ。ドラマでよく見るような「どうして私のことを産んだのよ!」みたいなこともきっとそういうことなんだろうな。

一人目の時は「子育てとは」みたいなことをよく考えていたけど、二人いるとあまりそんな余裕は無くてとりあえず毎日を必死に過ごしている感じな訳ですが。でもまあ、見返りなんて絶対なくて、やりたいからやってるだけという感じに近い。そのくらいで十分なんだろうな。

「自然」な子育てとは、幼児期から同年代の子ども集団のなかに入れて、あとは放っておくことだ。ただしここで親は、どのような集団を選ぶかで子どもの人格形成にきわめて大きな影響力を行使する(アメリカに移住して公立学校に入れれば、完璧なアメリカ人の人格ができる)。

なんとなく心に留まったのでメモしておきます。