娘へのプレゼントをもらう

ちょこちょこと友人からいただく息子の出産祝い。それと合わせてちょこちょこと娘宛にプレゼントをもらうこともある。なんかね、そういうのってすごくうれしい。いやはや、ありがたい。

会社の同僚の女の子は、連名で息子宛にお祝いを選んでくれるのと合わせて「こっちは個人的に、娘ちゃんに」といただいた。え?むすめに?「だって、弟ばっかり、ってなるやろ。小さいのにお祝いやとかわからへんやろうし」と。そうなんです、まさにそうなんです。

娘にしてみれば、自分がいろんな人におもちゃもらったとか自分の時もあれやこれやいただいたなんてことは当然知ったこっちゃないし、みじんも覚えてなんかない。いや、覚えてるかもしれないけれど、今息子がいただいているお祝いが、自分が昔いただいたものとイコールだなんて、思いもしないだろうからなあ。「なによ、弟ばっかり」てなもんだ。

本人がいろんな事情みたいなものを理解したり、気持ちをはっきりと伝えてくれればまだいいのだけど、さすがに三歳なりたてにそこまで求めるのは過酷だなあ。そういうところまで慮って、そっと「これ、お姉ちゃんに」と言ってくれたり、送ってくれるものにそっと忍ばせてくれたりする友人、いや、恐れ入った。親としては娘のことはとても気にかけているし、まだ明確に意思表示しない息子よりも、娘にこそ気を使わなきゃ行けないなあと思っているのだけど、それを外にいる友人にそんな風に気を使ってもらうと、いやはやこれはもうまいったとしか言いようが無い。ありがたいことです。

なんかね、うまく言えないけど、あの人やあの人にありがとうと言いたいのです。ただそれだけです。