百万円と苦虫女


ずっと見たかったのだけど、ずっとレンタルされてたのでようやく借りれた。いや〜、おもろ恥ずかしかった。

蒼井優が普通の女の子してる映画を始めてみた気がするのだけど、その違和感見たいのがちょっと最初は気になっていたのだけど、いやあ、線が細いくせに筋肉もついてて、ええ、もう正直に言いますがやらしい目線でずっと見てましたよ、ほんとに。

前情報が何も無い感じで見てたのだけど、脇を固める俳優人が本当にすばらしくて、ピエール瀧の気持ち悪さもすばらしく、途中あれは僕の兄貴じゃないかとへんな感覚を覚えたりとか、笹野高史のうまさとか、森山未來はやっぱり僕は好きだなあとか、なんだか安心してみれましたよ。本当に。


奥さんは隣でたまに泣いていて、僕はそこまでぐっとくる感じは無かったけど、なんというか大学生の頃の恋愛や20そこそこのころの自分の周りのいろんなことを思い出して切なくなったり悲しくなったり、ああ、もうあの頃の感じは遠くに行ってしまったなあとか思ったりしましたよ。ガンガンに青春ムービーです。ジョゼとはれるね。ジョゼと虎と魚たち、あれもなんだか青春だった。妻夫木聡はあれ以上の映画を見たことが無いぞ。

それはさておき、蒼井優はやっぱりすごいなあ。全体的に存在感がすごいんだなあ。華やかさやかわいさでいうと同年代でも宮紾あおいの方が圧倒的で、キャッチーさでは上野樹里がすごいんだけど、どうもそういうのとは違ってなんというか圧倒的な感じがする。ふむ。


とういことで面白い映画でした。