初めてのバレンタイン

昨日、家に帰ると台所にクッキーがおいてある。お、もしや、と期待したら帰ってきてた妹が焼いていたのだとか。渡す相手がいるかどうかはさておき、なんだそうかと思って夕食を食べてると奥様が奥の部屋からアルミホイルの包みを持ってきた。も、もしや。
家に帰ると、怪しい包みが

ちょっと早いけど、娘ちゃんと作ったよ、と言われたその包みを開くと、中から大きなクッキーがチューブのチョコで色付けされた状態で現れた。きゃー!
娘から初めてのバレンタイン。父ちゃん号泣。

こ、これが娘に取っての初めてのバレンタインだ。お母ちゃんに促されて、訳もわからず、遊んでたみたいにチョコを絞ってただけとはいえ、娘が、むすめが、、、


お父ちゃん、倒れこんで暫く号泣。ああ、女の子でよかったなー、と。いやあ、幸せだ。本当に幸せだ。

お母ちゃんがこっそり教えてくれたところによると、チョコをチューブで絞り出すのが楽しくてたまらなかったようで模様とかそんな事よりもひたすら高くチョコを絞り出してたという。


なんというか、言葉ではうまく表せませんがああよかったなー、とつくづく思いました。二人目も女の子だったりすると、お母ちゃんと一緒にキッチンに立ってクッキー焼くようになるんだろうか。ああ、やっぱりキッチンにはちゃんとしたオーブンがいるなあ。新しいMacもDe Rosaのロードバイクも(ん?) 諦めてヘルシオ買おうかなあ。いや、本当に。


食べるのがもったいなくて、昨日はそのままフタをして置いておきました。後で改めて写真撮ってからゆっくり食べよう。きっとまた泣いちゃうけど。これを読んだ女子のみなさん、義理でも安物でも何でもいいから、お父ちゃんにチョコレートを贈りましょう。ああ、おう、みたいなしけた返事しかしなかったとしても、だ。


いやあ、幸せだなあ。