忘れそうになること。思い起こすこと。

はてぶで引っかかってきた日記。

今日で息子が生まれてから1年。

これまでは「いくつですか?」と尋ねられたら、「○ヶ月です」って答えていたのが、1年間ずっと「1歳です」になるというのは、ちょっと不思議な気がします。

これまでは、5ヶ月と6ヶ月のたった一ヶ月でも、できることが全然違っていたから。

ああ、なんか分かるなあ、この感じ。子育ての悲喜こもごもや、失ってしまったもの、でも子供がいるっていいなあ、とおもうこと。わかる。よくわかる。

読みながら、すこし泣いた。うん。

でもね、もし神様っていうのが僕に、「お前と息子のどちらかが死ねば、もう一人は生かしてやる」って言ってきたら、僕は躊躇なく、「じゃあ、僕が死にます」って言えるような気がするよ。「愛情」とか「自己犠牲」とかじゃなくて、「ああ、この世界での、僕の『順番』は終わったんだな」っていう、ある種の「満足感」とともに。

とはいえ、たぶんもうちょっと、お前には助走期間が必要だ。

そして、少しでも、この先お前が進む滑走路を飛びやすいように整備してやりたいな、とお節介ながら思っている。>