他人の仕事

仕事中、上司に呼び出される。「ちょっと、10分くらいええか?」なんて呼び出される時は決まってロクなことがない。

あらかたわかっていたことだけど、少し火が着き出している同僚の案件を引き取って欲しいと言うのだ。分かっていたけど、ちゃんと依頼された。業務命令だ。やれやれ。

4つの案件を同時に炎上させるという離れ業をやってのけ、結果自分の案件と新人のフォローで手一杯の僕に一番大きな火の玉をプレゼントしてくれたわけです。
努力家で誠意はあるのだけど、明らかにキャパを超えてて、そして規模に見合わないやり方で頑張るもんだから余計に事態はひどくなる。3年ほど前の自分を見てるようでこそばくもあるけどさすがに火の粉がかかってくるとそうもいってられなくなり、引き継ぎのついでに珍しく愚痴もこぼれる。
誰かに対してハッキリと愚痴を言ったりするのは好きじゃないけど、明らかに負担だけが増えるのだからたまらない。まあ、仕事だからねとおもうけど。

でもまあ、文句言っても仕事が減るわけでもなく雰囲気も悪くなるので、何とかやりましょうよ、という話になる。大人になったよなあ、僕。

で、帰りしなに2時間ほど残業して帰ろうとすると同じタイミンクでエレベータに乗ってくるのでまた嫌な予感。「すんません、相談があるんです」。もうそうなるとあとは励まして効率良く仕事できるようになってもらうしか残されてなくて、相談というかコーチングというか、立ち話を30分。やれやれ。

まあ、とりあえず連休の予定だけは死守しましたよ。連休は初めての家族旅行です。帰省とか、結婚式で、とか目的のついでではなくて、純粋に旅行を目的とした旅行。去年の5月に安定期で行った以来の、そしてその時と同じ岡山。楽しみだ。すごく楽しみだ。

嫁と、娘と、そして運転手兼子守手伝いの妹。牧場と温泉とコスモス畑だ。帰ったら荷物まとめて、ワクワクして寝れなかったらどうしようかな。たまらん。仕事のことは、何も考えないぞ、多分。むむむ。