硫黄島からの手紙

クリントイーストウッドの二部作、もう片方から見るべきかもしれないけれど、とりあえず興味のあった方から見てみる。

公開された時にwikiでざっと事実関係を見てたのだけど、なかなかすごい戦闘だったみたいだ。いや、そんなレベルじゃないのか。


俳優もきっちりたってて、テンポも良く、全体的にかなりスッキリと見れました。戦争映画はイデオロギーに偏りがちだけど、イーストウッドがとっただけに、思想の押しつけみたいなこともなく。いい映画でした。


事実関係や前後関係がもう少し詳しかったらわかりやすかったのにと思ったけど、そうなるとドキュメントっぽくなって違ってたのかもと思うと絶妙だったのかもなあ。


戦争中の美談を誇張するのは好きじゃないけど、戦争は全部悪い、日本軍は全部悪い、とするのはもっと気持ち悪いし、その辺のバランスを考えると戦争映画って難しいよなと思います。戦国の武将が美談として語り継がれるように、よくも悪くも事実が取り上げられるようになればいいんだけどね。