web企画屋としてのiPhone

大阪事務所18人くらいのうち、iPodユーザは10人くらい。うち、touch持ってるのが1人。東京事務所は3人のうちiPodが1人、touchが2人。

で、iPhoneに興味ありそう(買いそう)なのが3人くらい、か。ガジェットとして興味ある人はいるけど、「携帯としてはいらんなあ」が大半。


いろんなところで上げられたり叩かれたりしてるけど、いわゆる「新しいプラットフォームとしてのビジネスチャンス」みたいのは今の所関係なさそうだ。代理店からのweb案件が大半のうちの会社では、「国内のiPhoneユーザ向けサービス」となるとなかなか需要がなさそうだ。携帯サイトとか公式サイト対応とか3キャリア対応とかそういうのがどちらかというと主眼で、目の前のユーザ数では確かに差は明確。実際にはそうじゃないんだけども。
iPhoneでこんなんやりませんか?」という提案や企画はいくらでも出来るだろうけど、それに合致するターゲットの商材となると難しいだろうな。iPhone向けに独自サービスを開発して売り込むくらいか。

何となく似てる気がするのがセカンドライフのそれだなあと思う。それ自身のユーザビリティとか楽しさみたいのはさておき「セカンドライフ対応サービス開始!」ってこと自体がニュースに取り上げられて、一般のプレスリリースよりも広告効果が見込める、みたいな。iPhone対応、自体がセールスポイントになる、気がする。


iPhone自体の将来性や面白さみたいのは別にして、現場に流れてる空気感はそんなような感じです。自社コンテンツとしてwebサービスを始めるのもなんか違うような気もするし、キャンペーンサイトでiPhone向け、みたいな事をするのも難しそうな気がする。でもなんかやりたいんだよなあ。一点突破、ガツンとした感じの。アプリ開発とかゲーム開発、アプリやオンラインでのタスク管理、とか、もうなんかよくわからないけど、そんなようなことやりたいんだけどなあ。


仕事としてやるなら、代理店巻き込んでがっつり動けたらいいなと思うのだけど、さて、どんなもんかな。
もっともwebサービスの類いでしっかりお金の匂いがするのもつまらないんだけどね。もやもや考えてみます。