どこに住むのか、ということ

結婚してから2年と少し、大阪市西区に住んでおりました。
職場が近いから、というのと、友達が近所に住んでいたから。
友人宅に居候しだして、一人で住むようになって、
まる3年半くらい西区に住んでおりました。


阿波座肥後橋というけっこうビジネス街なエリアですが、
これが以外と住みやすくてよかったです。
靭公園もあるし、通勤の手間もかからないし(現在徒歩10分とかです)
難波は千日前線、梅田はバスで一本と交通も便利。


海外留学したりとか宮脇檀にわかりやすく影響を受けた身としては
やっぱり生活というのはコンパクトであるべきだと思うし、
学生の頃から職住近接こそが僕個人にとっては理想だったので、
まあ、家賃は多少高いけれど、車を持つ必要もなければ
毎日の通勤の時間をセーブできるとおもうと、
子供がいる生活にはその方がメリットが多いなと思っていたので
この生活が変わるとは特に思っていなかったのです。



が、子供ができてちょっと先のこととかも考えるようになり、
夫婦で話し合った結果、一旦僕の実家に帰ってお金を貯めて
それから改めて住環境を整えようという結論に至ったのです。


僕自身が4歳から河内長野で育って、
一般に言われるような「子育てにはいい環境」というのが
どうもしっくり来なかったのもあって、
郊外で子育て、というのに素直になれない、というのもあります。


取り急ぎは、背に腹は代えられないと引っ越すことにしましたが、
さて、5年くらいしてからまた西区に出てくるか、となると
それはちょっと考えるなあ、と思うのです。


というのも、今の僕の年収と目標となる生活環境で考えると
まあ築20年弱の中古マンションを買ってリノベーション、
てのが一番理想に近いんじゃないかなと思うのです。
一戸建てには興味がないし、新築マンション買う程裕福でもないし。


となったときに、西区の京町堀や新町あたりとなると、
60平米くらいで2000万前後なのに対し、
堺駅くらいまで行くと、1400万で80平米なんてのがあったりして
さあ、そうなるとどっちがいいんだろうか、という話になるのです。


都会で暮らすこと、通勤時間を短縮させることは素敵なことだけど
同じ予算なら30平米くらい広くなって、築年数も10年くらい違って、
広さが同じなら400万も安くなる、というこの違い。
むむ、これから始まるめくるめく家探し、
結局は優先順位と譲れないポイントのせめぎ合いですけどね。
賃貸で探しててもそうだったのだし、購入となるともっとね。


さてさて、どうなりますことやら。