アバターを、今更ながらに見てきた

tohoシネマで、2月末まで末尾が1か4の年賀状を持って行くと1000円で見れるというキャンペーンをやっている。それなら見ておこうかとようやく重たい腰を上げて見に行ってきた。正直、予告編のCMをみてもぜんぜん面白そうじゃ無いなあと思っていたし、この手の大掛かりなハリウッド映画はけっこう苦手なのだけど、twitterやブログなんかでの取り上げられ方が半端じゃないので、こりゃみといたほうがいいかな、と。他にいろいろ難波で用事があったので、奥様に子守りをお願いして一人で難波へ。ありがとう。

3Dはこないだカールじいさんを見てきたのでだいたいどんな感じかと想像しつついったのだけど、いやはや規模がとんでもない。最初の宇宙船のシーンだけでもうお腹いっぱいで、ちょっと酔って、ルーカスがスターウォーズを3Dで撮りたいって行ってたのがわかるような気がした。確かに方々で書かれているように、「アバター以前、アバター以降」で映画が異なったものになりそうなそんな気もする。先日の松本隆の話にも書いたけど、まあ、だからといってそれが表に出てくるのは短くて3年くらい先の話だろうから、やっぱりここが何かの分かれ目になるのだとしても、そのことがはっきりわかるのはまだ先の話なんだろうな。


映画自体は、正直得にこれといって、という感じで、ハリウッドらしい、正義とイデオロギーとなんかそういうのが渾然一体となってる感じなんだけど、とにかく映像と3Dがすばらしい。出てくる星の生物見たいのの描かれ方もすごいのだけど、その辺も含めて映像を楽しむ、アトラクションというかそういうもんだなあと思う。

アバターで驚異的なのはストーリーではない。ストーリーはせいぜい平均的な出来栄えで、一部はポカホンタス、一部はダンス・ウィズ・ウルブズの焼き直しだ。

ポカホンタスw 言われてみたら、確かにそうだ。


で、3Dについては方式やいろいろな事情がやっぱりあるようで、結局大阪なら箕面IMAXで見なきゃ行けないということになるんだけど、さすがにそうも言ってられない。が、カールじいさんのときにもおもったけど、tohoなんかの赤メガネ、XpanD方式というらしいんだけど、メガネが重たくて色が少し暗くなる。ん〜、その辺どうにかならんもんかとおもうけどなかなか難しいみたいだ。

先に書いた年賀状チケットのおかげでネット予約ができず、劇場で購入したチケットは有無を言わさない最後の一枚、選択肢も無く最前列で完全に見上げる形で画面は見切れるし、3Dの焦点があってないというかみにくい部分もあったりして、やっぱりちゃんと見るには早めに席を予約しないとだめだなあと痛感。でも、1,300円はやっぱりお得だなあ。

いやはや、楽しい映画でした。