NHKでやってた佐野元春と松本隆の対談
夜中になんとなくつけたテレビで佐野元春と松本隆が対談してた。松本隆にはっきりと注目するようになったのははっぴいえんどを聞き出した高3くらい、調べてみたら松本聖子やKinKi Kidsや、まあ、言うなれば「ヒットメーカー」だ。
佐野元春のザ・ソングライターズ
二人でしゃべってることもかっこ良かったのだけど、終わってから質疑応答で言っていたことが、もう逐一かっこいいのです。羨ましい。頑張らねば、と思った。番組みながらtwitterに連投してメモったので、一言一句このままではないけれど。
- 売れたからといってスタンスは何も変わってないです。時代が追いついてきました。
- 集中力が人より高いみたいで、どんなに賑やかなところでも周りを遮断できる。
- 普遍的なものを作り出した方が売れる。
- マーケティングといっても、流れてるのを聞いた曲は、三ヶ月前に録音されて、半年前に着想している。そこからマーケティングして曲を書いても、そこから録音まで三ヶ月、流れるまでで半年かかって、最初から一年遅れている。この一年の差が決定的なんです。
- 好きとか嫌いとか決めずに、なんでも吸収する。そうするといいものとそうでないものが自然に振り分けられるようになる。
- 年齢ほど人間に取って公平なものは無い。
- 僕の場合、ネタバラシしても簡単に真似できないから。
これだけだとニュアンスは伝わらないと思うけど。前にどこか別の番組で言ってたので僕が1番しびれたのは「80年代、僕ら(はっぴいえんどのメンバー)それぞれ時代に受け入れられた。僕らは10年早かったんです。いや、考えようによっては30年早かったかもしれません。」っての。