後輩の結婚式 @千葉

朝から温泉に入って、お肌ツルツルで電車に乗り込みました。東京まではあと90分。千葉、でかいなあ。関西にいると県を越えて移動するということに違和感なく生活してるけど、よそにくると改めて思い知らされます。日本は広い。

各地にいる大学の友人の結婚式は国内旅行の格好の言い訳で、しかも結婚式でもないと行かないようなところもあり、関西にいると同窓会もそんなに大イベントなものでもなかったりするし。まあ、いいか。


結婚式って、自分のが済んでそれなりに出席するようになると今までとは違った見方になりますね。僕らもそうだったけど友人と触れ合う時間を設けたい、なんてのは絵に書いた餅のようなもんで、基本的には同窓会の場を提供するもんであって、もっと言うと親や親族のためにするようなもんだ、というか。

今回の主役は小学校教員同士で、参列者の半分以上は先生で、校長先生も全部で6人くらいいて、そうなると自分ら同士で盛り上がるみたいなことではなく世間体や生徒の保護者に対してとかそういう感じになってきて、でもまあ、そういうのが結婚式だなあと改めて思いました。

大学生の頃の友人がおちゃらけて盛り上げる、みたいのもなく音楽の先生がピアノひいたりして、それは後輩たちも結婚して所帯を構えて昔よりいくらか大人になって、馬鹿なことしなくなったのもあるけど、でも集まって昔話して懐かしんだりするのも、たまには必要だなあと思います。
結婚式の話か友人の話かわからんようになってきたなあ。ははは。

宿を出る時、新郎自らが車を出してくれて、昨日少し帰りが早いからと言っただけなのにその心遣いがとても嬉しかったです。駅までの道すがら話していたけど、たくさんの人が集まってくれること自体が嬉しいと言っていて、それは僕も本当にそう思ったし、友人だけでやるようなのじゃなくてそんなにかっちりした式に呼んでくれたことがやっぱり嬉しかったものなあ。同期ならまだしも、先輩って微妙やもんねえ。

でもあれですね、結婚式ってたまに出ると良いもんですね。自分たちの時のこととか重ねて思い出したり、懐かしさと新鮮さがあって、3年経って子供も元気に育ってその頃とは幾分変わった夫婦の関係を改めて初心に帰って大切にしないとなあ、みたいな。いや、仲いいんですけどね。

しかしまあ、二人の初めての出合いが、新郎の母親主催のBBQなんてのは初めて聞きました。新郎の母親も教員で、新婦と同僚だったと言うのだけど、キューピッドおかん、て。すごいなあ。
ま、そんな感じで心地よい休日でした。

一緒に泊まってた友人とは宿で別れ、一人特急に乗っています。別で遊びに来てる奥様と娘と合流して親戚のうちに行ってじいちゃんばあちゃんに線香あげて、友人と待ち合わせて昼食したら帰ります。

読み返して見たら東京まで90分て書いてたけど、もう後50分くらいです。十分長いか。