僕の知らない娘

直行で仕事の打ち合わせに行くため、いつもより一時間くらい遅く家を出る。朝から多少仕事を済ませてわずかな時間を娘と過ごす。


いつも朝はバタバタしてて、かつ娘も眠そうなのでそんなに余裕はないのだけど、いざ一緒にいる時間が増えると知らないことが沢山あって驚くと同時に悲しい気持ちになる。


直径2cmくらいのおにぎりを難なく食べて、あんかけにしなくでも余裕で平らげるし、歩き回って部屋中散らかしたりちょこまかと走るようになったり。あれ?先週の休みはそんなに動いてたっけ?


ママ、としか言わないけどハッキリと言葉を発してるし、なんだか全体的に動きや言葉がキビキビしてきた気がする。なんかあっという間だなあ。


この夏に子供が生まれた友人のブログなんかを見ていると、完全に過ぎ去った時間を改めて見せられているようなそんな感じがどこかあってなつかしいような、寂しいような、恥ずかしいような感じがします。うん、やっぱりあの時間がもう戻ってこない事はやっぱり寂しい。


やっぱり父ちゃんは、そんなもんだな。サラリーマンしてる以上いかんともしがたい。もちろん自営だったら一緒にいれる、なんて単純なものじゃない。そうだ、父ちゃんと子供は一緒にいないのが当たり前の感じなんだな。と、残業してこんな時間の自分を正当化するつもりもないけれどね。


さて、帰るか。何が書きたかったのかいまいちよくわからないけれど。